東京海上日動の自動車保険がヤバい?という検索キーワードで検索している人が多い理由をいくつか調べて見ました。
なぜメガ損保とまで言われる大きな会社でこのようなイメージを持っている人が意外と多いのでしょうか?
東京海上の自動車保険の商品はヤバいのか?
これは損害保険機構でオープンしているデーターです。
件数は苦情。その他右は種別です。
このデーターを記載したのはまず公になっている公式な情報だという事、また商品がヤバいなどの不満を持っているとしたらこの表に大きく反映されることは間違いないでしょう。
東京海上日動はなんと件数としては第2位!オープンになっているデーターは氷山の一角ですからこれは気になりますね。
ただSBI損保は2021年の契約保有件数113万件に対して東京海上は2020年のデーターですが1455万件です。2021年の契約保有台数も同じぐらいの件数でしょう。
ここで言えるのは契約数が全く違います。むしろ契約保有台数に比べて件数は少ないようにも思える事から「やばい」というより良好の自動車保険会社かもしれません。
商品としては問題ない、少なくとも不満を持った人はそんなにいないという事が分かりました。
企業として東京海上日動はヤバいのか?
これは損害保険会社の支払い余力です。どのくらいの保険料などの余力があるかがわかります。比率が多ければそうそう潰れないでしょうというものですがこれによると東京海上日動は5位です。
2021年3月ソルベンシーマージン比率 | |
AIG損保 | 1305.1% |
共栄火災 | 1108.9% |
ソニー損保 | 861.7% |
チューリッヒ | 831.80% |
東京海上日動 | 825.90% |
あいおいニッセイ | 818.90% |
三井住友海上 | 803.60% |
損保ジャパン | 729.60% |
セゾン自動車 | 703.50% |
アクサ損害 | 573.1% |
SBI損保 | 45.50% |
2022年のソルベンシーはないので2021年3月のソルベンシーマージン比率となります。このデーターから会社が保険料が嵩み潰れてしまうというリスクはないと言っても良いでしょう。5番目の安心の比率で心配であれば加入できる自動車保険はごくわずかになってしまいます。直近のデーターでも特別東京海上がやばい比率というわけではありませんでした。
もうひとつデーターを見て見ましょう。
スタンダードプアーズという第三期間の有名な格付け会社です。財務能力や償還能力を示した評価です。良い順に並べています。他にも自動車保険会社がいますがプアーズが調査しているのは以下の会社となります。
あいおいニッセイ同和損害保険 | A+ |
AIG損害保険 | A+ |
損害保険ジャパン | A+ |
東京海上日動火災保険 | A+ |
三井住友海上火災保険 | A+ |
共栄火災海上保険 | A |
セコム損害保険 | A- |
Chubb損害保険 | AA- |
日新火災海上保険 | NR |
これでも特に問題ないようです。
最終的なまとめとしては「東京海上がやばい」と思っているの人がいるとしたら何の根拠もない事だという事がわかりました。
大手損保会社なので契約者数も多いという事から少数であっても多く感じてしまうという事でしょう。東京海上日動がやばいという事であれば他の自動車保険はもっとやばいか同じぐらいやばいという事になりそうですね。
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