年齢が高くなると視界が悪くなったり、瞬発力など運動能力も落ちてきます。
自動車の高齢者による事故率を調べてみました。
(高齢者による事故件数)
60歳から64歳・・・・10万2823件
65歳から69歳・・・・・6万8825件
70歳から74歳・・・・・5万362件
75歳から79歳・・・・3万2279件
80歳以上・・・・・・・・1万9958件
このデーターによる年々事故の件数が減っているので「あれっ」と思ってしまう。
しかしそれもそうのはず高齢者になると運転をする人もガクッと落ちるからだ。
ですから30歳から35歳データーは11万4412件と高齢者より多い。
年齢別の事故件数はあてにならないということでしょうね。
ですので年齢別の免許保有数も調べてみた。
(高齢者の免許保有数)
60歳から64歳・・・・815万8426人
65歳から69歳・・・・・597万6108人
70歳から74歳・・・・・420万3343人
75歳以上・・・・403万507人
(30歳から34歳・・・・734万672人)
やはり免許人口は高齢者になると確実に減っている。またこれは氷山の一角で免許は更新しているが乗っていないという人もいる。そういったことを考えると乗車人数の割りに事故率は高くなるだろう。
ただ自動車保険会社各社が保険料を値上げする年齢はほとんど70歳からだ。
確かに60歳から70歳に向けて免許保有数は半分になり事故件数も半分になる。
そして免許保有数は乗車していない人もいるという事を想定すると事故率は高いという事がわかる。
高齢者の事故率の割合は2015年まで年々増加傾向にあり自動車保険会社も高齢になるにつれ保険料を上げている。