トヨタ自動車が2004年から発売および販売を開始したパッソはハッチバック型コンパクトカーです。現在のパッソは全て5人乗りのハッチバックですが、かつては7人乗りミニバン“パッソセッテ”も販売されていました。
初代パッソと2代目パッソはトヨタとダイハツ工業の共同で作られたものです。トヨタは提案から市場調査などのマーケティングで、設計・開発・生産はダイハツ工業が担当しました。双子車としてダイハツ工業からは”ブーン”として同車両が販売されています。
パッソの最大の売りはコンパクトさです。発表当時、パッソはトヨタが販売している車の中で最も小さい乗用車であり、テレビCMでも「プチトヨタ」と大々的に宣伝されました。ミニトマトが半分に割れた中からパッソが登場するCMを覚えている人も少なくないでしょう。
現在のキャッチフレーズは「軽じゃないK」で、『K』は”カイテキ”、”カワイイ”、”カッコイイ”という意味合いになっています。軽自動車に対する対抗意識ともとることができます。
トヨタ パッソの自動車保険料相場
平均相場 | 通販型 | 代理店型 |
11,000~110,000 | 11,000~60,000 | 60,000~110,000 |
トヨタ パッソの一般的な保険料例 | ||
35歳/ゴールド免許 | 日常・レジャー/車両保険なし | 33,000 |
38歳/ブルー免許 | 日常・レジャー/車両保険なし | 36,000 |
40歳/ゴールド免許 | 日常・レジャー/車両保険あり | 50,000 |
42歳/ゴールド免許 | 通勤・通学/車両保険あり | 52,000 |
50歳/ゴールド免許 | 日常・レジャー/車両保険あり | 56,000 |
パッソは車両保険の選択についても平均的な割合になっていますが、初代と2代目は警察車両に採用されたなど公共の車両や社用車として利用されていることも多いので、運転者限定特約を付けていないケースが多いようです。
トヨタ パッソ(2016年モデル)のグレード一覧
グレード順にですので下に行けば行くほどグレードと価格が高くなります
・X(FF、4WDあり)
・XS(FF、4WDあり)
・X Lパッケージ(FF、4WDあり)
・X LパッケージS(FF、4WDあり)
・X Gパッケージ(FF、4WDあり)
・MODA(FF、4WDあり)
・MODAS(FF、4WDあり)
・MODA Gパッケージ
Xグレードのメーカー希望小売価格は約115万円、最上位であるMODA Gパッケージは165万円と差は約50万円ほどですが機能面と燃費に大きな違いはありません。パッソはシンプルで親しみやすいスタイルで、一方パッソ”MODA”はスマートで上質なスタイルとなっています。
燃費においてはFFが28.0km/Lで、4WDは24.4km/Lとなっています。なんとFFは2016年現在のガソリンエンジン登録車の中で1位の低燃費(各ハイブリッド車を省く)です。FFから4WDに変更することで半額額は約20万円割高となります。