トヨタ自動車が2005年から生産・販売しているラクティス(Ractice)はコンパクトトールワゴンです。初代ヴィッツの派生タイプであるファンカーゴの後継車となり、2代目および③代目ヴィッツをベースに開発されています。
ラクティス(Ractice)の名前はRunの「R」、Activityの「acti」、スペースの「s」を結合して作られた言葉です。走行性やラゲッジスペースの拡大を図る取り組みが先代・ファンカーゴの一部を変更することで叶えた。
ファンカーゴ―からの変更点(主要部のみ)
・コラムシフトからインパネシフトへ変更
・センターレイアウトのメーターを運転席前に移動
・パノラマルーフの設定
・Super CVT-iの採用(4WDを除く1.5Lおよび1.3L)
・シートアレンジの簡略化
・ハッチを上下開き(跳ね上げ式)に変更
・スペアタイヤの搭載位置をカーゴスペース床下に変更
またラクティスは福祉車両車(ウェルキャブ)があり、インライン架装を実現することで車いす使用に安価で変更することが可能になりました。2009 年の一部改良によりリモコン操作で車いすを電子格納できるウェルキャリーが搭載されるようになりました。2代目ではハイルーフタイプとなり、車いすに座っ たままで広い室内空間を実現しました。
トヨタ ラクティスの自動車保険料相場
平均相場 | 通販型 | 代理店型 |
28,000~90,000 | 28,000~50,000 | 40,000~90,000 |
トヨタ ラクティスの一般的な保険料例 | ||
35歳/ゴールド免許 | 日常・レジャー/車両保険なし | 32,000 |
38歳/ブルー免許 | 日常・レジャー/車両保険なし | 37,000 |
40歳/ゴールド免許 | 日常・レジャー/車両保険あり | 42,000 |
42歳/ゴールド免許 | 通勤・通学/車両保険あり | 48,000 |
50歳/ゴールド免許 | 日常・レジャー/車両保険あり | 46,000 |
ラクティスは通常使用はもちろん福祉車両として利用することが多いため、運転者の限定特約は付けないケースが多いです。車両保険の加入率については 一般的な7割よりも少し少ない程度の加入率になっています。人身傷害補償および搭乗者傷害保険については加入率と補償金額について一般的です。
トヨタ ラクティス(2010モデル)のグレード一覧
グレード順にですので下に行けば行くほどグレードと価格が高くなります
・X 1.3
・X 1.5(FF、4WDあり)
・G 1.3
・G 1.5(FF、4WDあり)
・G PRIME STYLE・S
ラクティスのメーカー希望販売価格は約160~195万円です。駆動方式をFFを4WDに変更することで価格が15~20万円ほど高くなります。駆動方式がFFのポルテの燃費は19.0~20.0km/Lで、4WDに変更すると燃費が16.6km/Lまでダウンします。
2012年にマイナーチェンジをしたラクティス2代目で、エンジン改良と新型Super CTV-iを搭載したことで燃費が向上し、平成28年度燃費基準を達成しました。