2003年からと十数年の歴史があるウィッシュ（WISH）は、幅が1.7m以下で狭い道もそんなにストレスなく走ることができる5ナンバーのミニバンです。ですが3列もあり6～7人乗ることができます。
ウィッシュが開発されたのは当時人気だったホンダのストリームへ対抗するためというのが一般的です。そのためウィッシュはストリームと車体寸法が同じでデザインやコンセプトもよく似ています。
またウィッシュはこの頃フルモデルチェンジしたイプサム（初代→2代目へのモデルチェンジ）の後継車とも言われています。しかし後継というには排気 量も異なり、さらにターゲットやコンセプトもイプサムはファミリー重視だったのに対しウィッシュはスポーティーさを重視しているため、一概に後継車とも言 い難くなっています。
ウィッシュは自衛隊で業務車として導入されたり、台湾市場でタクシーとして需要があったりと個人の乗用車という枠を超えた利用がされています。初代は日本専用車でしたが、2003年には日本仕様車を中心にして香港やマレーシアといったアジア圏に積極的に輸出されています。
トヨタ ウィッシュの自動車保険料相場
| 平均相場 | 通販型 | 代理店型 |
| 18,500～79,800 | 18,500～55,000 | 40,000～79,800 |
| トヨタ ウィッシュの一般的な保険料例 | ||
| 35歳／ゴールド免許 | 日常・レジャー／車両保険なし | 38,000 |
| 38歳／ブルー免許 | 日常・レジャー／車両保険なし | 42,000 |
| 40歳／ゴールド免許 | 日常・レジャー／車両保険あり | 46,000 |
| 42歳／ゴールド免許 | 通勤・通学／車両保険あり | 52,000 |
| 50歳／ゴールド免許 | 日常・レジャー／車両保険あり | 51,000 |
2003年から販売されていること、人気車種なので中古車も多いということから車両保険の加入率は他の車両に比べて6割程度と低くなっています。
前述したとおり個人の乗用車としての利用だけでなく、業務用としても利用されているため運転者限定特約の選択割合も低くなっています。その一方で業 務用・通勤用として使用していることが多いため、対人賠償責任保険や対物賠償責任保険は「無制限」を選択している人がほとんどとなっています。
トヨタ ウィッシュ（2009モデル）のグレード一覧
グレード順です。
・1.8X（FF、4WDあり）
・1.8A（FF、4WDあり）
・1.8S（FF、4WDあり）
・1.8S MONOTONE（FF、4WDあり）
・1.8G（FF、4WDあり）
・2.0Z
ウィッシュのメーカー希望販売価格は約190～260万円です。車の使用をFFではなく4WDに変えることで価格が20万円程度の割高になります。
排気量は1,797cc（グレードでは”1.8”）と1,986cc（グレードでは”2.0”）とがあります。2.0グレードは価格が70万円ほど高くなります。グレードによる燃費の違いはなく16.0km/L（4WDの場合は14.4km/L）で、排気量が1,986ｃｃの場合は14.4km/Lです。
