結婚前に独身を謳歌して車を乗り回していた時代から、素敵な、或いはお気に入りの相手が見つかって結婚するとなると、今までの自動車保険はどうすればいいのかという疑問にぶつかってしまう。この事態を知らんぷりしていると、あとあと面倒な事を引き起こす恐れが生じてくることになる。今回は結婚すると自動車保険に関する諸々の手続きとして何があるのかを記述してみよう。
第一段階 : まずは自動車保険の契約変更について確認することから始まる。保険契約者の氏名、住所等の情報を確認する。必要に応じて新氏名及び新住所を変更する手続きに入る。
第二段階 : 次に確認する事項は実際に運転する車の名義を確認する。これも必要に応じて変更をしなければならない場合は変更する手続きを行わなければならないケースが発生する可能性がある。
第三段階 : 名義の確認が終了すると、次は配偶者の年齢及び運転限定条件の確認を行い、必要に応じてこの機会を利用して保険内容を見直すことがポイントとなる。
確認をせず旧態依然のまま自動車保険を利用したとしても、いざという事態になった途端、補償が受理されないケースが発生したり、非常に面倒な手続きを行う事態に陥ってしまう恐れがある。関連する書類が旧住所に配達されたりして混乱を招くことになる。さらに大変なことは本人確認を証明する書類を提出する破目になってしまう。もっと重大なことは契約条件の見落としである。
これを怠ると配偶者側の方が補償を受けられないケースが生じてしまう恐れがある。一番重要なことは保険契約者が誰になっているかという点である。この点に最大級の注意を払うことである。決して注意しすぎることはないといえる。
「現在の自動車保険の保険契約者は誰になっているか?」 ⇒ 例えば、名義が親のままで車に乗っている場合は、一番のリスクを抱えることになってしまう。また、ノンフリート等級を以前の状態を継続する場合は、名義変更に注意することである。とういのは同居しているか否かという条件に関わってくる。名義変更は同居という条件による。
例えば、現在の保険契約者のノンフリート等級が高い場合は、この条件を活かす方がベターであることから、結婚して別居する前に、つまり、婚姻届を提出する前に名義変更を行うことを薦める。その理由は、高いノンフリート等級をそのまま引き継ぎすることが出来るためである。
ということで、結婚によって住所や名前が変わる場合に、届けを出している保険契約者に条件等の変更がない限り、補償は受けることは出来るが、書類が旧住所に配達されたり、本人確認に関する手続きが煩雑なる恐れがある。
いずれにしても、結婚を機会に自動車保険に関する諸々の条件を見なす事を薦める。