自動車保険は使うために加入するのものですがきっとそれはお金の補償として良いものになるという前提だと思います。使わないことによりお金としてリーズナブルになるのなら誰も使わないですよね。
これは自動車保険に加入しなくて良いという見解ではなく事故が起きた時に利用するか利用しないかを判断するものです。ではどういう事なのか説明していきます。
自動車保険を使わない理由
自動車保険には等級というものがあり事故の際に自動車保険を利用すると等級が下がります。等級が下がりますと次の年から保険が少し高くなります。
これは回数によっても料金が変わってきます。年に2回、3回利用するとさらに等級が下がり料金が大きく高くなります。
ここで疑問を感じたのですが何処かに車をぶつけ軽い傷がや凹みがあった費用とこの等級が下がって高くなった保険料はどちらが高くつくのか?
という事。
この費用で自動車保険を使う使わないを判断するべきではないでしょうか?
この表を見てほしい。等級が上がれば保険料からマイナスで割引していくのがわかる。事故を起さなければ次年度から保険料がどんどん安くなるのである。
例えば7等級で考えてみよう。
保険料10万円の場合。
事故を起さなければ翌年40%引きとなり10%も保険料が安くなる。
10万円で考えた場合1万円ですよね。
一方事故を起こしてしまうと6等級になりますので11%保険料が高くなる。
11,000円高くなるということですよね。
上がることを考えれば21,000円も保険料が高くなるという計算だ。
また等級を1年かけて戻すことも考えればその分安くなるはずだった保険料の差はもっと広がっていくだろう。
1年かければその頃9等級になっていますからね。1万3千円位もうプラスで損失している事にもなります。
等級が1年違うだけでその一年損をしている分は何十年も埋めれないと考えるべきではないでしょうか。
結論から申しますとこういった金額を見てほしいということなのです。
修理で1万円以下の場合は使わないほうが良いでしょう。また何十年も損失分を埋められないと考えると1、2万円でも同様に保険を使うべきではないと考えた方が良さそうですね。
等級にもよりますがこれが自動車保険を使う時と使わない時のラインです。
■ 9等級以上の場合は数万円でも保険料を考えましょう。
■ 8等級以下であれば3万円以下なら自分で治してもよいでしょう。