代車とはいえ、事故を起こすと問題はややこしくなることは否めない。十分気をつけて運転することに心がけるべきである。実際にあった例をここに紹介する。
ある人(以後、Aさんとする)が事故に遭遇して知人に助けられてとある整備工場に修理を依頼したときのことである。「代車はどうしますか?」と整備工場から尋ねられ、Aさんは何となくホッとした気持ちになり、「代車をお願いします。」と返答して代車をあてがわれた。
Aさんはホッとしたのもつかの間、代車に乗って意気揚々と引き上げようとしていた時、その代車で何を迷ったのか、あぜ道を脱輪して下の田んぼに転落事故を起こしたのである。
Aさんは気が動転し、さらに運悪いことにその代車には車両保険がかかっていなかったのである。Aさんが思い描いていたストーリーが一瞬にして崩落し、すべてが失われてしまったという例である。
ということで、すべて自己責任となり、その損害はすべてをAさんが負い、全額賠償する破目になったとのことである。実際にこのような例があるため、常に平常心を保って事に当たることが大切である。
現在はほんの僅かな事故でも、数十万円の修理費がかかってしまう。電化製品等であれば修理するより買い替えたほうが良いというのが通説になっているが、車だとそうはいかないのが問題を複雑怪奇にしているのである。
そういう時代であるからこそ、自分の車以外の車を借用したり、運転したりすることは避けるように心がける。万が一、自分以外の車を借用する状況が発生した場合、事前に借用する車に関する自動車保険内容を確認した上で、使用度合いを極力最小限に留めることがポイントであろう。
ですから自動車保険会社経由でなければ後々怖い自体になる。事故時の代車の貸与は気をつけよう。
自動車保険で代車を無料で借用出来るケースでも注意!
無料で代車が借用できる場合でも、気をつけるべきポイントはある。以下の3点に関する項目を事前に確認する。日曜日に車を借りてよく月曜日に返却する短い場合、1日に付き500円程度の保険料がかかるが、何があってもいいように「後腐れ」が無いようにきちんと払ってお互い明確にすることが大事である。
代車にこのような内訳の保険は付いていますか?これらの項目を代車で保険をお願いする際は確認しておこう。
✱自損事故
✱当て逃げ
✱免責