最近はゲームやアプリをしながら運転をして事故を起こす人が年々多くなってきています。
その要因としてはスマホによる依存も定義されています。
このような事故の場合はどのくらいの過失で自動車保険でどの程度保障されるのか見てみましょう。
基本的に過失としてはわき見で相手に過失がないわけですから10:0で完全に負けてしまいます。
相手が止まっている場合はほぼ100%そうなるでしょう。
また相手が走っていてもセンターラインを超えてぶつかった場合もそうなるでしょう。
とにかくわき見運転で過失割合で勝つという事は諦めたほうが良さそうです。
わき見運転による自動車保険の補償は?どのくらい補償してくれるの?
自動車保険は過失割合で決定していくのが基本のパターンです。
過失割合が5:5であればあちらの保険とこちらの保険で半分ずつ、8:2であればどちらか過失が多いほうが8割自身の保険を使い、
残りの2を過失が少ない方の保険会社が支払います。
ですからわき見の場合10:0になるわけですから全部こちらの保険で補償という事になるでしょう。
わき見運転の等級はどのくらい下がるの?
等級ダウンは1等級ダウン、3等級ダウンとありますがわき見運転の場合重い3等級ダウンとなります。毎年1等級ずつ上がる事を
考えれば3等級ダウンというのは取り返すまで3年という月日がかかります。
わき見運転事故の点数はどのくらい引かれるの?
わき見運転による事故の罰金や点数は通常2点減点の罰金9000円となります。しかし人身事故や悪質ですと一発で点数が5~6点引かれることもあるので注意です。わき見運転全般がすべて2点という事ではありません。
自動車保険が使えるから金銭的には補償されるというのは大きなお金であって3年間高い保険料を支払うことを考えれば結局数万円単位のお金は飛ぶと考えた方が良いでしょう。
自動車事故とは技術的なものや想定しえない突発的なものだと思います。スマホをイジるわき見事故と言うのは間違いなく防げる事故ですのでくれぐれもこういった単純な不注意による事故は気をつけましょう。