自動車保険大手損保5社の評判比較ランキング!

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損保業界においては経営統合、業態変遷等により様々な嵐が吹きまくっていることは周知の事実であろう。嵐の要因には若年層の車離れ、高齢者ドライバー諸問題、face to face形態(代理店型ともいわれている)の他に通販型(ネット型)等が普及してきている等が考えられる。

一昔からいわれている3メガ損保とは、三井住友海上が主体のMS&ADインシュアランスグループ ホールディング東京海上ホールディングス、損保ジャパン/日本興亜損保を中心としたNKSJホールディングスの3つをいう。これを業界勢力の観点からまとめてみると、以下のとおりである。

大手損保5社を上げるとすれば売上や母体を見れば間違いなくこの中にある会社で簡潔するだろう。

【業界勢力図】

MS&ADインシュアランスグループ ホールディング代理型三井住友海上火災
代理型あいおいニッセイ同和損保
通販型三井ダイレクト損保
東京海上ホールディングス代理型東京海上日動火災
代理型日新火災海上
通販型イーデザイン損保
NKSJホールディングス代理型損保ジャパン日本興亜
通販型セゾン自動車火災
通販型そんぽ24損害保険

以上が3メガ損保の業界勢力図で、3メガ損保以外に代理店型のトーア再保険代理店型の共栄火災海上保険の2つを加えて、大手5社損保と俗にいわれている。

他にはAIG(代理店型のAIU通販型のアメリカンホーム通販型のジェイアイ傷害火災代理店型の富士火災)、通販型のゼネラリ等の勢力を見逃すことは出来ない現状である。 また、本来は損保企業ではないが、異業種という形態で参入をした通販型のソニー損保通販型のSBI損保通販型のセコム損保の3社が加わっている。

では、次に大手損保5社の売上(保険収入)を比較して見よう。

 

【売上(保険収入)又はシェア・ランキング】

①MS&ADインシュアランスグループ ホールディング … 約1兆3400億円

②東京海上ホールディングス … 約1兆1100億円

③NKSJホールディングス … 約1兆300億円

④トーア再保険 … 約1700億円

⑤共栄火災海上保険 … 約1690億円

【保険料ランキング】

若年層の車離れ、高齢者ドライバー諸問題がクローズアップされている中、損保保険会社の収益に対する影響は年々悪化の傾向を辿っていて、止む得ず保険料は少しずつではあるが、値上がりが続いている状況である。

等級システムについても見直しが図られていて、「事故あり等級」が各損保会社において導入されて、ますます運転手へのインパクトは強くなってきている。

そこで、保険料の差は各損保会社ではどうであろうか? 週刊ダイヤモンド等を参考にして保険料を高い順に大手損保5社を対象にまとめたものが以下である。

①三井住友海上火災 … 72,550円

②そんぽ24 … 71,490円

③イーデザイン損保 … 46,260円

④三井ダイレクト … 44,090円

⑤セゾン自動車火災(おとなの自動車保険) … 41,550円

実際の保険料には車種、運転する人の年齢、使用目的、免許証の色、補償プランの選択有無等、様々な条件によって変わってくるため、見積りを取って相手の損保会社の担当者とよく打合せを行うことが重要となろう。

最近では中間手数料を考慮してできるだけ直接取引することを考える人が増加している。つまり、通販型の形態を選択するユーザが直接ネットを利用して取引を行う人が増加の一途を辿っている。ネットでの取引の歴史はまだまだ短いのが現状で、そのためにも事故に対する対応が勝敗の分かれ目になってきている。

【事故に対するサポート・ランキング】

①日新火災海上

②三井住友海上火災

③セゾン自動車火災(おとなの自動車保険)

④東京海上日動火災

⑤損保ジャパン日本興亜

【総括】以上が大手5社における比較ランキングであるが、高品質のサポートを希望するのであれば、代理店型の損保会社を、少しでも保険料を抑えたいということであれば、通販型の損保会社を選択することをリコメンドする次第である。

高品質サポートを選ぶなら代理店型を、保険料のより廉価を望むなら通販型を!

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