自動車保険には様々な保険料から構成されているため、内訳は明確に存在します。まずは、相手と対物に対する補償という面と自分自身に対する補償という面に大きく二分されます。

その他に、自分側の車に対する補償と、車以外の様々な面に於ける補償があります。整理してみますと、保険料の内訳には、対人賠償、対物賠償、無保険車傷害、自損事故傷害、他車運転特約、人身傷害、搭乗者傷害、車両保険、ロードアシスタント特約、弁護士費用特約、個人賠償、対物全損時修理差額費用特約、車両積載動産特約、ファミリーバイク特約、自転車傷害特約等といった区分けになっているのが一般的です。

 

保険業界においても自由化が推進されていて、各社思い思いの戦略で顧客に売込みを図っています。

そこで、順を追って一例を記述してみます。

 

賠償に係る補償

賠償補償対人必須
対物必須
対物超過修理費用690円
弁護士費用等補償990円

自分自身に係る補償

人身障害5000万円必須
搭乗者障害1000万円/1人但し、一時金については20万円とします。4,660円
入院時におけるアシスト250円

自分側の車に関する補償

車両保険50万円但し、免責をゼロとします。40,040円
車両が全損した場合の諸費用に係る補償850円
自己故障時におけるアシスト自動的に付帯されています。

その他の補償及び特約

等級プロテクト15,780円
事故故障時に関係するレンタカー一日当り5,000円とします。5,710円
車内への携行品に係る補償30万円を限度とします。1,270円
個人賠償責任にい係る補償1,100円
人身交通障害に係る補償3,130円

 

このように自動車保険の内訳は明確になっております。保険会社によって金額は変わりますのでざっと見て頂ければなんとなく料金の感覚はわかるかと思います。やはり内訳で一番大きくかかりのは車両保険のようです。等級プロテクトも意外と高いですよね。

各社見積もりをした段階でこのような内訳は見せてくれると思います。