ALSOKが付加されているかどうかについては、総合警備保障株式会社(=ALSOK)と連携しているか否かに関わってくることが一般的であるといえます。
具体的には損保ジャパン日本興亜ホールディング株式会社が2016年4月からALSOK が付加されているサービスを始めました「ALSOK事故現場安心サポートが該当します。
”おとなの自動車保険”という商品名を契約することによって、ALSOKの事故現場対応のサービスが受けられることになります。
事故現場対応のサービスを受けるためにはモバイルによる事故通報を伝える相手であるセゾン自動車火災と連携を行う必要があります。
これはダイレクト型の自動車保険に於いては初の試みのサービスです。セゾン自動車火災では新たなスローガンとして、「もしも」の事態発生時に「いつも」つながるを掲げてサービスの展開を図っています。
これらのサービスのベースには、損保ジャパン日本興亜ホールディング株式会社と総合警備保障株式会社(=ALSOK)との間で結ばれた基本合意書があります。この基本合意書は2014年8月に結ばれていて、アライアンス事業の一貫として今日に至っています。
ALSOKとの連携に至った経緯として、ダイレクト型の保険に対する諸々の不安が要因となっていることがセゾン自動車火災が行ったマーケティング・サーベイ結果データがそのことを物語っています。特に事故対応に対する不安が強く、これらの不安感を払拭させるためには何をどうすればよいかを模索したところ、ダイレク型自動車保険と警備保障との連携をすることで払拭に対する一助になるということで実現することになりました。
つまり、事故対応に対するサポートを最優先にしたコンセプトを確立させて、実際に対応する事故現場でのお客様に寄り添いながら安心を見える形にしてサービスを展開しています。
「おとなの自動車保険」は事故現場の不安感を払拭させてしまう保険である!
現在では、全国通津浦々凡そ2,400ケ所にサービス拠点が張り巡らされていて、必要に応じてALSOK隊員が現場にかけつけてお客様に寄り添った形で事故対応のサポートを行っています。「おとなの自動車保険」に加入している場合はすべて無料となっています。ここで、ALSOKが実際に現場で行う事項は以下の通りです。
■安全の確保
■緊急連絡
■事故を解決するための助言・アドバイス(但し、示談についてはセゾン自動車火災が代行します)
■事故状況に関する連絡(但し、一部のエリアについてはサービス内容が限定されます)
■お客様要望事項等についてのヒアリング
事故現場安心サポート時の一般的なプロセスの流れは以下の通りとなっています。
①お客様よりセゾン自動車火災宛に、事故発生を電話で連絡します。
②セゾン自動車火災からALSOK受付センター宛にシステム伝送によって「かけつけ要請」が発信されます。
③ALSOK受付センターからお客様宛に位置を確認するために電話をかけます。
④と同時にALSOK受付センターからALSOK隊員宛にシステム伝送によって「かけつけ指示」が発信されます。
⑤ALSOK隊員が現場にかけつけます。
⑥事故状況連絡がALSOK隊員からシステム伝送によってALSOKセンター受付宛に、と同時に、システム伝送によってセゾン自動車火災宛に発信されます。
以上が事故現場における一連のプロセスの流れとなっています。