自動車事故以外の事故は日常茶飯事の如く発生しています。
例えば、家族の誰かが自転車で他人に衝突して怪我を負わせたとか、家で買っている犬が突然他人を噛みついて怪我をさせてしまった等、このような事故は明日は我が身ということで結構発生しているのが現状といえます。
或いはショッピングを楽しんでいる最中に他人の物品を汚したり壊したりした、或いは自分が打ったゴルフ・ボールが他人に当たって怪我をさせてしまったというような事故も考えられます。
或いは他人が所有している物品に損害を与えてしまうということも想定できます。この場合の自動車とは原付き自転車、自動二輪車を含めて定義されています。
これらの事故に対応している保険が個人賠償責任特約で、この特約はオプションになっているのが普通です。この特約は保険金額は無制限のものが多く、殆どが専門担当による示談を代行するサービスが付加されていて、しかも家族全員が対象になっているのが多いことを留意することです。
1.対人賠償無制限 + 対物賠償無制限 + 無保険車傷害無制限 + 示談代行サービス付き個人賠償無制限 ⇒ お奨め
この形態が補償を選択するポイントです。個人賠償には是非とも示談代行サービスを付け加えた方が良いといえます。これですと、あなたに代わって全て話合いを進めてもらえるのできっと大助かりになると確信しています。
万が一、他の火災保険等の保険問題によっては、個人賠償責任特約ではなく、「おとなの自動車保険」をセットして検討した上で加入すると安心度が格段増してくると思います。
この個人賠償責任特約は自転車事故においては、自分自身に対しては補償はされません。このよう事態に対応するためには、自転車傷害特約というオプションを付加させてカバーする方法があります。
この自転車傷害特約は自分自身の怪我に対して補償され、相手に対しては個人賠償責任特約によって補償されることになります。
2.個人賠償責任特約 + 自転車傷害特約 = ( 相手 + 自分自身 )の賠償
このように契約をしますと、限りなく万全に近いものになります。さらに最近は様々な特約が出ていますので、自分たちのカーライフを把握した上で検討されることを奨めます。
例えば、
①子供特約、②代車費用担保特約、③新車取得費用担保特約、④身の回り品担保特約、⑤弁護士費用等補償特約、⑥ゴルフ保険、⑦ペット特約、⑧地震・噴火・津波車両全損時一時金特約等がありますので、担当の保険会社に相談することを奨めます。
ゴルフ保険特約について
ゴルフ保険特約は有名な所で三井住友海上、損保ジャパン日本興亜、au損保、東京海上日動、三井ダイレクトが行っています。個人賠償特約の範囲もありますが自身の怪我や他人の怪我、ドライバーが盗まれた時、保険会社によってはホールインワン時にお祝い金が出る会社もあります。
自動車保険 個人賠償特約の補償対象は?
この個人賠償責任特約の補償の対象としては以下の者となります。
【個人賠償責任特約対象者】
★記名している被保険者
★記名している被保険者の配偶者
★記名している被保険者、叉は配偶者と同居している親族
★記名している被保険者、叉は配偶者と別居指定r未婚の子
【支払対象ケース】
■自転車に乗っている最中に転んで、駐車している他人の自動車に損害を与えたケース
■子供が自転車に乗って他人にぶつかって怪我をさせたケース
■子供が遊んでいる時に他人の家の窓ガラスを割ったケース
■集合住宅において、シャワールーム叉は洗濯機等から水が溢れて階下の部屋に損害を与えたケース
■ショッピングの最中に他人の所有物に損害を与えたケース
■飼い犬と一緒に散策中に、飼い犬が他人に噛み付いて怪我をさせたケース
■ゴルフを楽しんでいる最中に、自分が打ったボールが他人に当たって怪我をさせたケース
などなどが保険金の支払対象となっています。但し、スポーツにおける事故は法律上の損害賠償責任にならないことがありますので、充分留意することが肝要です。