自動車保険の返還保険料ってなに?

その他自動車保険関連

当初契約した内容に何らかの変更が発生した場合は通常速やかに契約先に変更したことの旨を伝えることになります。当初の契約内容に比しては様々な差異が生じて、それに伴って金額についても差額が発生することがあります。

契約先に変更を伝えた後に、契約先から変更手続き完了の通知が来状します。

この通知に変更に伴う差異が「契約者に◯◯◯円をお返しします」という内容が来状しますが、まさにこれが返還保険料のことをいいます。

そこでAさんに関する具体例を挙げて説明してみます。

ある日、Aさんは年齢条件、利用目的に変更が発生したため、変更依頼を契約先の保険会社に伝えたところ、数日が経過したある日に自動車保険変更手続き完了の通知と書類が届きました。

来状した書類にAさんは目を通したところ、「返還保険料91,980円、そのとなりに変更保険料払込方法については、分割回数9回、-10,220円の分割保険料増減額新分割保険料は10,600円と記載されている事項が表示されています。

そこで留意することは、返還保険料とは通常本人が指定している金融機関の口座に振り込まれることになっていますが、この文例は振込の記述ではなく、新分割保険料の説明を行っていることに留意することが肝要です。

簡単にいいますと、返還保険料は91,980円で、その返戻は分割で行いますという案内です。

つまりはこういうことです。返戻金91,980円を9回の分割回数で、元々の支払保険料が20,820円だったのが、そこから10,220円を差し引いて10,600円を来月から契約時に本人指定した金融機関の口座から引き落としますという意味です。

他の例ですと、返還保険料が本人指定の口座に一括で振り込まれるケースもあります。

 

契約内容の変更に伴う差額が返還保険料という名目で返戻されますが、返戻方法はその時の諸条件によって変わってきます

 

そのために、返戻の方法は契約している保険会社と自分の要望とをよく擦り合わせておくことがポイントとなります。

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