ネットを利用して一括見積りを行えば、概ねの保険料がアウトプットされるため、この中での一番安い保険を選択すればいいのではないのかという気持ちになってしまいがちです。そうはいっても見積後の保険会社選択基準な何があるのかという疑問にぶつかってきます。まず最初に頭に思い描くことは「保険料の安さ」でないかと想像します。次に思い浮かべることは「補償内容とサービス」ではないかと考えます。
★選択基準第1・・・「保険料の安さ」
★選択基準第2・・・「補償内容とそのサービス」
この2項目のうち、まずはなんといっても大半の人々が保険料の安さを最重要視しているようです。ただ安かろう悪かろうではないですが、安い上に、補償内容とそのサービス面においてどれほど充実しているかがポイントとなってきます。これらの2つの項目以外は重視度は低くなる傾向にあり、基準に考えることは少ないといえます。
保険選択基準のベスト上位は「保険料の安さ」、「補償内容とそのサービス」の2つです!
ここで、強調したいことは補償内容と簡単に括ってしまうと予想もしないことが起きる可能性があることに留意することが肝要です。文言の表現をよく吟味することがポイントとなります。
自分の運転環境を核にして取り巻く環境をしっかり把握して抑えることが何よりも重要となってきます。例えば、運転する人の年齢、運転する頻度や運転目的をベースにしながら自分にとって何が重要かを一旦洗い出して整理していくことをすすめます。自分と自分を取り巻く環境を第一に、リスクに対して最大限防御することは何であるかをリストアップして、補償内容と照らし合わせながら取捨選択を行っていきます。こうすることで、様々な選択肢が出て、各人各様の保険スタイルが生まれてきます。
保険の選択には、絶対という基準はありません。あくまで基準は相対的であるため、自分にとっての基準を確立すること!
さらに留意する点は万が一に備えてのロードサービス及び事故対応に対する迅速性と対応力の2点です。よく聞かれる話に、「それらは見積もりの中に含まれていますので問題はありません」という回答に対して、必ず詳細を確認することが需要です。ロードサービスと事故対応に関しては実に細かく取り決めがあります故、念は念を入れてチェックすることが必要となってきます。
実際にあった例ですが、補償内容はA保険会社、B保険会社とも殆ど同じでしたが、保険料についてA保険会社が60000円、B保険会社が70000円が提示されていました。これを見た瞬間、誰もがA保険会社を選ぶべきではないかと考えます。が、思わぬところに落とし穴があったのです。
ロードサービスにおいて両社ともレッカーサービスを提示されていましたが、よく見るとA保険会社の方は30kmまでは無料、B保険会社の方は60kmまでは無料をいう文言があることに気づいたのです。そこで、選択するポイントは運転する距離が決め手になりそうです。運転を近場中心であればA保険会社、遠出の運転頻度が多い人はB保険会社という具合に、人それぞれで選択基準が変化してきます。
車を運転する環境と補償内容がマッチしているか否かが選択ポイントとなります!
補償内容に関して、細部に亘って吟味と確認を繰り返しながら選択条件を絞っていくことをおすすめします。