力がありそうな自動車保険会社は東京海上、損保ジャパン、三井住友海上などの大きな損害保険グループですが結論からいいますと、交渉の上で基本的には力関係はありません。
力関係を最も感じられる場面は過失割合の決めと示談交渉の進め方が代表的なものとピックアップされそうです。ですが、そう甘くはないです。
示談等の進め方として、予め話し合う基準が設定されてこの基準に則って話合いをすすめるようになっています。ということは力関係は機能することは考えにくいといえます。
自動車保険会社においては、力関係は基本的にはありません! あくまでも話合基準に則ります。
とはいえ、話合いを行なうのは人間です。
人間には様々な性格、個性を持った人がいます。
説明が上手ではない人、全くといっていいほど気の利かない人、理解力に欠けた人、シチュエーション能力に問題がある人等など実に様々です。
もうこれは個人差ですので、致し方ない面もありますが、話合いの合意点に達する努力を重ねることが肝要です。とはいえ、論外な人もいることがあります。
能力の面で基本的問題があり、交渉面に適した人もいることがあります。
その場合はその人の所属している上司、又は管理者に相談して進め方に関する改善策を講じることがポイントとなります。話し合う基準に則って進めることには問題ない場合が一般的です。
話合いを行なうのは人間で、様々な個人差があります!
巷の噂では、共済関係の場合は問題がありそうという噂があります。例えば、こんな話があります。
ある人が信号待ちしていた交差点で、後ろから突然追突された事故があり、当然、追突した方が100%の非があり100%賠償されると思っていたところ、実際は100%の賠償を受けることはなかった例です。
「急ブレーキを踏んだのではないか?」という疑惑が投げかけられたそうです。詳細な面は全く不明で証拠がない状態であれば、相手がうんと納得しない限り100%は無理です。
つまり、訴訟ではなく、あくまでも話合いで解決すべきものです。これを無理矢理に強引にむしり取ろうとすれば、もうこれは立派な犯罪になってしまいます。殆どの場合は致し方なく折れてあくまでも話合で解決にする場合が多いようです。
中にはどうしても納得がいかずに裁判手続を正式に行った上で強制執行という手段がありますが、これも100%強制執行に行ったところにおいても差し押さえするものがない場合は、これで100%終わりとなってしまいます。
これはもうウンが悪かったといえそう。いずれにしても、あらゆる面で状況判断を的確に行って進める策が賢明といえます。
話合いを進める上での状況判断を的確すること及び到達点への合意に最大限重点をおきましょう!