この問に関してはまず最初に国内か海外か、代理店型かダイレクト型に区画化して話を進めることが肝要であろう。国内か海外かという点では、海外の場合は教育・研修面でよくみえないことが多い中、国内の損保会社における教育・研修は各社殆どの場合において似たり寄ったりで差異はないといえそうです。
交渉を行なうのは人間ですが、個人差は顕著に表面化しやすい部分です。
交渉力は個人に依存する部分が非常に多大であるといえます!
個人差を除けば国内の損保会社間においては殆ど差異はないようです。ところが、代理店型とダイレクト型ではだいぶ違うようです。
ダイレクト型の方が代理店型に比して全般的に交渉力は落ちるといえそうです。また、ダイレクト型の場合は交渉の手段として、電話・FAX・メールにおけるやりとりが通常です。
つまり、face to faceでないため相手の顔をみることなく交渉することになります。そこで、交渉のチェックポイント毎に何らかのチェックすること、例えば途中経過を聞いたりすること等が肝要と思われます。
しかしながら、ダイレクト型であっても、あくまでも個人に依存することから個人差が付き纏います。全般的には代理店型より落ちるといっても、思い込まずに個人を注視することが何よりも重要なポイントなります。
個人が事故処理経験を重ねることで様々な経験値をスキルアップに繋がっていきますので、個人に注視することに重点をおくことです。
また、日本においては一般的に被害者は損をするといわれています。つまり、逆にいいますと自分自身が損害に対してどのようにカバーしていくかという点がポイントとなります。
仮に不適切な対応に遭遇した場合は決して相手を追い込むのではなく、最後の逃げ道を残した状態で交渉を進めるようにすることです。
示談等における交渉力のある順番を高い順位に挙げてみます。
順位 | 保険会社名 | コメント |
1 | AIU保険 | 交渉力ナンバーワンで安心感抜群の声多し |
2 | ソニー損保 | 事故処理対応が迅速でサポートが魅力的 |
3 | 東京海上日動火災保険 | 事故処理対応が迅速かつ被保険者への報告まめで安心 |
4 | 三井住友海上火災保険 | 交渉能力極めて高いという評判多し |
5 | チューリッヒ | 誠意があって印象の良い評判多し |