軽貨物自動車保険の保険料や年齢条件などを解説!

その他自動車保険関連

業務用として使われる車の営業ナンバーは、バスやタクシー等がバック全体の色が緑(数字が白)や軽貨物自動車の黒ナンバー(数字が黄色)等に分かれており、乗用車とは異なります(軽自動車と逆の色になっています)。今回は、軽貨物自動車保険の保険料や年齢条件などについて、分かりやすく書き記します。

軽貨物自動車の黒ナンバーとは?

一般的な乗用車として使われている軽自動車は上記した黄色ナンバーですが、それを業務用として使用しているのが黒ナンバーです(赤帽さんや宅配便の個人でやっている方などがよい例かもしれません)。営業目的として使われるため普通の軽自動車と違って、黒が目立つようになっているのが特徴ですね。また、営業用ということもあるので、車検も自賠責保険も年1回支払わなければいけないため、負担する金額は結構かかると思ったほうが良いでしょう。

たまに乗用目的でナンバーを変えようとする方がいらっしゃるようですが、黒ナンバーはあくまでも営業用ということを忘れないでください。万が一バレたら説明が大変ですよ(笑)。

軽貨物自動車保険料について(黒ナンバー)

一般的に乗られている普通乗用車や軽自動車(黄色ナンバー)の保険料と比較すると、バスやタクシー、配送で使われている軽貨物自動車(黒ナンバー)などの業務用車両の保険料は高いと言われています。業務として日々活用するので一般の方が運転するより活動時間が長くなり、併せて走行距離が増えるのは必然です。それに伴い事故の確率が高くなるということから、保険料が高くなってしまうのは仕方がありません。また、黄色ナンバーで掛けていた等級を引き継げないというのもネックなので、黄色から黒に変えると損をしてしまう感が否めません。それと、万が一配送中に荷物を壊してしまった場合の補償を受けられる「貨物保険」にも加入しなければならないので、全体的に保険料が高くなってしまうのは仕方がないかもしれませんね。

現在でもなかなかダンプ、バス、トラックやタクシー、黒ナンバー車両に対応している会社が非常に少なく、人気が高いダイレクト型の会社も自家用乗用車の保険ばかりで、緑、黒ナンバー共に見つけるのは至難の業と言えます。だから、ネットなどで探してみても見つけるのは難しいのが現状です。そういった保険会社が全くないとは言い切れませんが、知名度が高い大手ではないためちょっと信頼度に欠けるのではないかと考えてしまいます。※多くの自営の方は車を購入したカーディーラーなどを通じて、自動車保険に加入することが多いです。

そこで本題の「軽貨物車の任意保険料は、だいたいどのくらいの金額なんだろう?」という事に行きつくのですが、基本的には2~3倍くらいで、月額平均10,000円前後と言われています(会社により異なりますが、年間で100,000円近くかと思います)。今人気のダイレクト型は店舗を持たないため、コストを削減できることから人気があります。しかし、仕事として自動車を使う方の多くが店舗を構える代理店まで足を運ばなければならないため、どうしてもコストが高くなってしまいます。

ただし、軽貨物車は重量税や自動車税が半額近くに安くなるのがメリットと言えます。ですので、任意保険に関しては金額が高くなりますが、儲けがそれなりにあれば、一概に高くつくとは言い切れないと思います。
軽貨物自動車保険

軽貨物自動車(黒ナンバー)の年齢条件

昔は商用車や営業の軽貨物車には、保険の年齢条件が付けられませんでした。今では少しずつ年齢条件を付けられる保険会社も増えてきているようですが、全ての保険会社が対応している訳ではありません。

年齢条件を付けられるということは、加入者の年齢により割引が受けられるということ。一般的に若年層の自動車保険は高く、年を重ねるごとに保険料は安くなるのが普通です。それと同じで軽貨物車の保険も年齢の割引が受けられるところもあるんです。当たり前ですが、自動車保険の料金は各社でバラつきがあるので、付帯条件などを考慮し総合的に判断した結果、どれが得なのかを見たほうが良いと思います。

軽貨物自動車(黒ナンバー)のお勧め保険会社

先程は黒ナンバーなどの営業ナンバーの自動車保険会社はほとんど見つけられないと書きましたが、じつは現在とても人気がある「はたらくクルマの自動車保険」という保険会社がありました!しかも、今人気が高いダイレクト型なので、店舗に行く必要もなく、コストも下げられるのでありがたいと、多くの方から高い評価を得ています!

「はたらくクルマの自動車保険」を運営しているのは、株式会社未来というところ。この名称だと「どこの保険会社?」と思ってしまう方もいらっしゃるでしょうが、こちらは「ETC協同組合」という法人用のETCカードや燃料カードなどを扱っている、大手の協同組合が運営している一つの部門なんです。だから、とても信頼度が高いのは言うまでもありません。また、引き受け保険会社は「三井住友海上」「損保ジャパン日本興亜」などということもあり、こちらも大手ばかりなので全く問題ないというより、とても信用できると言ってもいいでしょう。

とはいえ、はたらくクルマの自動車保険がどのようなサポート体制を敷いているのかが気になるところなので、かいつまんで説明します。

➀事故対応サービスがしっかりしている

万が一事故を起こしてしまった時のサービスセンターが全国に13箇所展開しており、しっかりとサポートしてくれます。

➁弁護士ネットワークが充実している

仮に事故を起こしてしまっても、140以上ある弁護士事務所がフォローしてくれます。また、損害調査ネットワークも充実しており、全国約500箇所で対応してくれます。

➂ロードネットサービスの充実

鍵を付けたままロックしてしまった、バッテリーあがり、パンク時のスペア交換、万が一のガス欠などにも即対応。JAFに加入していなくても、サービスを受けられるのがありがたい。

➃手続きが簡単、見積もり無料

申し込み時は現金不要!保険料の支払いは月払いでもOKというのが素晴らしい(※1)。もちろん、見積もりは無料で(※2)、早ければ即日加入ができるスピーディーさも人気の一つと言えます。

※1.保険料の支払い・・・口座引き落としは保険開始日の翌月から。

※2.ネットの見積もり方法・・・会社名(個人事業主名)、担当者名、電話番号(この3項目は必須)を記入し、車検証をメールかFAXで送ってもらえればOKです(スマホからQRコードを読み込んで送信する申し込み方法も可能です)。

 

このように軽貨物車の保険というものも、少しずつですが充実してきています。今は事業として運送などは考えていない方も、なにかの時に必要かもしれません。一応、頭の片隅にこんな記事もあったなぁと思って、覚えていただければ幸いです。
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