車を購入した時に一緒に自動車保険に加入するというのが一般的な流れですがデメリットはないのか?
「ディーラーでの保険加入は高いのではないか?」そんな疑問を感じますよね。
自動車保険をディーラーで入るメリットとデメリットとは?
自動車保険をディーラーで加入するメリットは円滑だという以外は特にない。
車購入する際に保険屋さんの書類作成から手続きまで一緒に行ってくれるのでとても楽ですよね。
また実際に事故を起こした際も修理と保険の手続きが一緒の窓口ですので疑問、相談などが円滑で多少の融通も聞いてくれる可能性もあります。
何より1社で済むと言うのは煩わしくない。
ですから特に高齢の方の加入率が高いというのは「煩わしくない」というのが非常に大きいメリットなのでそのまま加入する人が多いのでしょう。
しかし実際にそれ以外のメリットがない。
まず自動車保険の選択肢がほとんどありません。
それもそのはずそのディーラーと保険会社が提携している自動車保険会社のみの紹介です。
購入したその車にはこの保険が付いてくるという事ではなくこの自動車保険は手数料がもらえるので購入者さんに付けているという事になります。
大体が保険料が高めの三井住友海上や東京海上などの代理店型でしょう。
半分の保険料で済む通販型のイーデザインやチューリッヒ、アクサダイレクト、ソニー損保など数多くの自動車保険会社の選択肢はありません。
仮に代理店型が良いと思っても多少安めなあいおいニッセイやAIG損害保険と提携していないディーラーがほとんどです。
ディーラーで加入するとサービスがあったとしても通販型なら10万が5万になるわけですから保険料だけでみると気休め程度の事でしょう。
保険料だけで考えるなら旨味はないわけですから自身で別に加入した方がお得というわけですね。
はじめから東京海上や三井住友海上に加入しようという思いがあれば別ですが。
ディーラーでネット自動車保険が入れるか?
先程も言ったようにあくまでも代理店は提携している保険会社のみの紹介です。
そもそも他の保険会社からは手数料、更新料ももらえません。
通販型のようなネット保険に加入したければ個人でどうぞという事でしょう。
逆に必ずディーラーが紹介する保険会社でなければいけないという事もありません。
自動車保険 ディーラーの変更や解約
ディーラーが保険会社の代理店も行っていますので解約や変更は当然ディーラーに連絡する形にはなります。
ただ自動車保険とディーラーは一緒に加入しているので紐づいているという錯覚がありますが全く別のものです。
まったく異なるディーラーで車を購入したとしても元々加入していた保険会社を変更や解約する必要もありません。
等級も当然そのまま存続で変わりません。
別の車を買えば車種などの手続きは保険会社に必要です。
元々のディーラーさんは保険会社の代理店ですので車種変更は連絡する必要はあります。
しかしその場合、冒頭でお話した窓口が一緒というメリットはまったくなくなりますので注意しましょう。