あおり運転などが話題になってからドライブレコーダーの普及率は地方によっては2人に1人、5割近くの方が装着している地域もあるそうです。
思えば証拠映像もない中、事故を起こした、起こされた人の言い分だけで判断するのはとても難しいことでした。
しかし設置するには結構コストを要するものでございます。
ディーラーなどは工賃1~2万+ドライブレコーダー4万位で計5、6万でしょうか。
最近は救急車や警察に連絡してくれるドライブレコーダーのレンタルもありますが月額2,500円と意外と高い。
そうした中、一部の自動車保険会社では相互に利がある事という事で安価でドライブレコーダーのレンタルを行ってる自動車保険会社があります。
自動車保険 ドライブレコーダーのレンタルをしている会社一覧
■三井住友海上
商品名:GK見守るクルマの保険(ドラレコ型)
ドライブレコーダーによる事故発生の通知等に関する特約
月々850円(貸与レンタル)
衝撃後30分車が動かない時の自動通報と自分で通報の両方の機能が備わっています。
動画の映像などはセンターに証拠映像として通知されるので自分で送る必要はありません。
ドライブレコーダー送付は2週間くらいはかかるので契約の際余裕を持たないと保険料始期日以降の到着となります。
スマホのアプリとの連動もできます。
■あいおいニッセイ
商品名:タフ見守るクルマの保険(ドラレコ型)
月々850円(貸与レンタル)
三井住友海上と同商品を使用しているようです。
■東京海上日動
商品名:ドライブエージェント パーソナル
月々650円(貸出レンタル)
エアーバックが開く程度の事故の際は自動検知し事故受付センターへ通知。救急車や消防車の手配をしてくれます。
音声通話もドライブレコーダーで可能で事故の映像を自動受信して送ってくれます。
■損保ジャパン日本興亜
商品名:DRIVING
月々850円(貸出レンタル)年払いは9,720円
録画機能搭載、事故検知など他の会社と変わらない機能がありますがアルソックと提携していますので事故時の駆け付けサービスへの連絡もドライブレコーダーで行えます。
また運転の特性などを検知してデーターとして保存していますのでセーフティードライバーの方で損保ジャパンの適性点数が80点以上ですと次の年から保険料が5%割り引かれます。
点数の診断は急な発進やブレーキなどをしないように心掛けると点数が上がります。
自動車保険型のドライブレコーダーの良い点、悪い点まとめ
基本的に月額料金を支払う形となる自動車保険型のドライブレコーダーですがやはり年間にすると7,800円~10,200円程度の費用が掛かります。
ドライブレコーダーもピンキリですので安いものはかなり安いので年間のこの保険料でも買える金額になったりもします。
しかし自動で保険会社に通知してくれたり運転の適性に応じて割引になったりするというサービスはありません。
ソニー損保やチューリッヒなどの一般の自動車保険会社はドライブレコーダーを提出してくれれば事故後の過失がスムーズで重要ですというだけで自分で送付しなければいけないので結構面倒です。
細かいことを言えば位置情報や自動検知・救急車通報などの機能が備わっていないという事を考えると自動車保険会社専用のドライブレコーダーを持つことは選択肢として損という事は一概に言えないようです。
また損保ジャパン日本興亜などは検知データーが優良ドライバーであれば割引額5%を適用しています。
13万位支払っている人は6,500円年間割引がありますのでそういった方はかなり格安な金額でレンタルしている事になるでしょう。