自動車保険では車に関しては修理してもらえるが事故により損傷した身の回り品に関しては補償されない。
高価なものに関しては個別に保険を掛けている人がいるが自動車保険自体に「身の回り品特約」なるものがあります。
例としてはトランクや社内に積んでおいた現金以外のゴルフクラブやバーベキューセット、釣り具、デジカメや自転車などが補償対象である。
これは事故の際に補償されるのは当然であるが外に出かけている際に外に一時的に出してあったゴルフバックが盗まれたという場合でも補償される。
ただし「自宅の駐車場」に停めていた時に盗まれたという場合とサーフボードなど上のキャリアに固定されているものは対象外。
条件として車両保険に加入している人のみ付けられるオプション特約である。
各自動車保険の「身の回り品特約」を比較
■SBI損保
商品名:車内外身の回り品補償特約
30万円以内であれば補償。3,000円が面積でそれ以上になった場合に3000円を引いた額を補償。
殆どの自動車保険会社の免責金額が5,000と多い中、SBI損保だけは3,000円の免責金額と低い設定である。
■ソニー損保
商品名:車内身の回り品特約
5000円は自己負担でそれ以上の金額の部分だけの補償。時価額もしくは修理費のいづれか低い金額とする。
ソニー損保の良い所は車両保険に加入していない人も「おりても特約」というものを付けている人は身の回り特約が付けられるという例外があります。
車両保険は保険料が倍になるので気になるけど付けられないという人でも安価で補償を付けることができますね。
■イーデザイン損保
商品名:車載身の回り品特約
30万円以内の身の回り品であれば補償してくれます。ただし5000円までは免責で残りの修理費などを補償するという形です。
■チューリッヒの自動車保険
商品名:車内身の回り品特約
修理費もしくは減価償却費を支払いします。免責金額は5,000円です。
■おとなの自動車保険
商品名:車両身の回り品補償
補償される上限額を10,30,50万から選べます。
車同士の事故であれば上部に固定したサーフボードも補償される。また車自体が盗難された場合でないと車内の身の回り品は補償されない。
但しカーナビなど常駐付帯しているようなものは対象外。
おとなの自動車保険の特徴としてはやはり金額が選べるという点でしょう。
殆どの会社が30万以内ですので高価なものがある方はおとなの自動車保険がおすすめです。
身の回り特約は必要?まとめ
自動車保険会社によって僅かばかりか内容が異なるようです。
例えば免責金額の対象の違い。補償金額の違い、盗難や固定による補償の違いなどがあります。
私的には車両保険の補償を考えていない人はソニー損保、補償を増やしたい人は大人の自動車保険という感じですね。
またサーファーやスノーボーダー、スキーヤーの方はキャリアに固定されているものが補償されないという会社があったり盗難時の考え方が個々に異なりますのでそこを調査する必要があります。
結論としては釣り好き、サーファ―の方、バーベキューを良くやる方など趣味の多い方は必要な特約という認識で良いと思います。
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