イタリアの自動車保険の価格や人気がある会社、加入など

その他自動車保険関連

イタリアでは約4000万台の車両が登録されており、自動車賠償責任保険が義務付けられているため自動車保険が必要不可欠な物の1つであることは言うまでもない。

実際、自動車保険の総保険料は2018年に160億ユーロに達し、損害保険系の総保険料のほぼ半分も占めています。

 

イタリアで人気のある自動車保険会社は?

 

2020年2月に実施された満足度調査によると、イタリアで最も人気のある自動車保険会社は、1位は回答者の22%が選んだ「UnipolSai」という会社でした。

2位はアリアンツという会社で13%の評価回答です。

実際に加入者が多い国内最大の保険会社であるGeneraliは、イタリア人の約10人に1人がこの自動車保険に加入しています。

最も人気のあるオンライン保険プロバイダーはGenial Loydです。

 

イタリアの自動車保険料の金額は?

 

自動車保険の平均価格は年間558ユーロぐらいでしたが最近では価格は少しずつ安くなり2021年位になるには385ユーロ位の価格となりました。

為替レートは変わりますが2021年11月のレートですと日本円で換算すると50,748円です。

価格減少は日本でもそうですがネットなどペーパーレス、人件費削減などの影響かもしれませんね。

 

イタリアの自動車保険の保有者について

 

2020年2月に実施された調査によると、18歳以上のイタリア人の大多数は自動車保険に加入していました。

回答者のわずか17パーセントが自動車保険を持っていないという結果が出ましたので83%もの人が加入してることになります。

 

イタリアの支払い請求金額、事故頻度は?

 

イタリアの保険市場で支払われた自動車保険金の総額は2004年から2019年にかけて年々下降傾向でありましたが最高支払い金額は2008年の約182億ユーロ(2,399億円)です。

しかしその後数年で少しずつ減少し、2019年には約131億ユーロ(1726億円)となりました。

単純に事故が減ってきているという事だと思いますがイタリアでも自動運転AIなどの普及により現在よりもさらに減少して行くことが予想されます。

 

日本人がイタリアで運転するためには?

 

日本の自動車保険を活用できると思っている人は少なからずいるようですが基本的に海外での補償は国内の自動車保険は対象外です。

通常は海外保険などを利用して加入します。ただ海外保険がすべての国を網羅しているわけではないので自動車運転者賠償責任担保特約等が付いているか必ず確認しておきましょう。

またイタリアで合法的に運転するには、国際運転免許証が必要です。むろん車をレンタルしている場合も適用されます。

旅行前に必ず許可を申請しておきましょう!

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