自動車保険会社の多くは示談交渉サービスというものを行っています。示談交渉サービスとは過失割合から損害額の交渉までほぼすべて行ってくれるサービスです。
この示談交渉サービスがないと自分ですべて行う事になります。必須な特約と言ってよいでしょう。ただここでネガティブ面としてやってくれないケースもあります。
それはどんな時でしょう?
過失割合が10:0の場合。これはすべて被害者、加害者の点数がはっきりしている事故なので交渉ではないからです。相手がもしも保険を支払わないという事を主張してきた場合自分が交渉をしなければいけません。
また示談交渉サービスは他にも行ってくれない場合がありますので把握しておきましょう。
・事故の相手が交渉しない旨を主張してきた時。
・自分の車に自賠責保険がない場合
・自賠責保険の上限額内の事故
・任意保険の契約プラン上限額以上の事故
これらの事故は通常示談交渉サービスは使えません。
ですから多くの人は弁護士費用特約も一緒に付けています。弁護士費用特約は相手方ともめた場合であればほとんどの事故で使用できる特約です。
示談交渉サービスはチューリッヒ、セゾン自動車、アクサダイレクト、ソニー損保など多くの会社が行っていますがやっていない会社もあるという事も把握しておきましょう。示談交渉サービスを行っていない会社に加入するのは事故時の労力が全然変わりますので加入前に確認しておくべき点です。