ソルベンシーマージンは827.3%、格付けも「AA-」と評価がかなり高い。
企業として誰もが聞いた事がある自動車保険会社の最大手であることから、サポート対応力、信用度、対応拠点の多さなどで評価は高い。ディーラとも多く提携している。
自動車保険会社では優等生といった位置づけであろう。
東京海上日動に入る動機としては「間違いのない安心の保険会社」に入るのであればこちらということになります。
マイナス要素としては通販型の保険と比べるとやや高めということでしょう。
結局会社としてやサポート力の満足度評価は高く、安さの評価は「中の下」くらいという事になります。安心や信用をとるか、安さをとるのかという事ですね。
安心・信用という点においては、東京海上に勝るところはありません。契約保有件数は1,000万件を超えており、新興勢力のダイレクト型だと「累計契約数20万件突破」や「保有契約数約140万件」と謳っていますが、それと比較すればこの契約保有数がどれほどすごいものなのかを理解してもらえると思います。
事故対応も年間270万件超もの事故対応を行っているので、事故対応のノウハウ・専門性はやはり業界No.1といってよいと思います。
年間の自動車事故対応件数:277万件(2018年度累計)
従来からある代理店販売型なので決して保険料は安くありません。それでもこの契約保有数です。保険の内容、サポート体制、対応力、交渉力が十分に備わっているからこそ、この大きな数字を維持し続けることができているのだと思います。