SBI損保 自動車保険の評判・辛口評価したら!

評価比較ランキング

SBI損保は2008年に営業を開始した新しい損害保険会社。CMを流さずにその分の費用を保険料に還元するという企業方針を示しています。それ故に知名度はさほど高くはありませんが、累計契約件数は50万件と堅調な業績を示しています。

一番の特色である保険料の安さは、他の通販型自動車保険の中でもかなりの割安です。

リスク細分型保険なのですが、走行距離区分が項目に含まれていないのがこの保険の最大の特徴です。

どれだけ走っても保険料に影響がないので、毎日のように車を運転する人に非常に高い評価を得ています。

普通、走行距離区分により保険料が変化します。ですので、あまり運転をしない人には少し存した気分を与えてしまっているのは仕方のないことです。そのような人はやはりソニー損保やイーデザイン損保といった走行距離で大きく保険料が変わってくる保険にどうしても目が移ってしまいます。

 

保険が初めての人にも3つの基本補償プランを準備し、分かりやすく提供。当然そこからの更なる細かいセッティングも可能ですので、自分にあった保険を創ることも十分可能となっています。

ロードサービスはごくごく平均的なスペック。特に物足りなさを感じるわけでもありませんので、価格の割には充実したサービス内容だと思います。拠点も全国に1万箇所ありますのでサポート体制も整っています。

判断材料となる大きなファクターである事故対応に関してですが、顧客満足度は最低ランクにレイティングされています。
総合的な顧客満足度では自動車保険の中でもかなり上位に位置しているのですが、この事故対応満足度だけを抜き出してみると、かなり酷い結果となっています。

事故処理拠点も東京の1箇所のみ、「イーデザインは2箇所しかない」と辛口評価の対象となっているのに、SBIに至っては1箇所のみですから、ここも事故対応・事故処理に関して大きく不足している部分であるといわざるを得ません。

ホームページには「事故対応顧客満足度第1位」と大々的に謳っていますが、よく見てください、これ「2011年度」のランキングです。同等のサービス満足度が継続していれば、2012年度をページに掲載するはずですが、それがありません。

現在はダイレクト系でも中位に位置しています。保険料面だけを見ればトップなんですが。

 

総評として・・・とにかく圧倒的低価格で勝負し続けるSBI。低価格を維持するのは相当な困難が伴うと思います。それをいままで継続維持してきたことは評価に値します。しかし、現在ダイレクト系自動車保険はイーデザインとソニー、三井ダイレクトがトップ3だと思います。ダイレクト系損保も浸透してきたので、今後は真価を問われる時代となるでしょう。SBIはCM等広告宣伝を行わないので、これからはより厳しい戦いを迫られることになります。現時点においても価格の安さ維持、そのしわ寄せがだんだんと事故対応に来ているような感じを受けずにはいられません。

 

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